外壁塗装 吹き付けのメリット・デメリット

今回は塗装作業をご紹介します!

弊社の職人さんが今施工している作業が【吹き付け】といいます。

吹き付けにも色々と種類があり、今回は【吹き付けタイル】と呼ばれるものです。

吹き付けタイルとは、一言でいうと、モルタル外壁の仕上げ方法の1つです。

(※モルタルとは、セメント1に対して砂を3の割合で混ぜ、水を追加して練り込んだ建築材料を指します。)


粘度の高い専用の塗料を下塗材、主材、上塗材と3回吹き付ける施工になり、よくマンション等で見る模様でなめらかな仕上がりになります。


吹き付けのメリットとしては、広範囲に塗布するので、短時間で効率的な施工が可能となり、複雑な模様・重厚感ある雰囲気・凹凸のある立体感など多用な仕上がりを出せることが可能です。

また、塗膜の品質を均一にでき、より多くの膜厚をつけやすい工法でもあるので、仕上がりがきれいになり、仕上がりの特徴である【重厚感】・【立体感】が長く保てる点です。

これらが吹き付け工法のメリットで、このような仕上がりを出したい方にはおすすめの工法です。


デメリットとしては、飛散が多いので塗料の無駄につながってしまいます。

ローラーでの施工に比べて2~3割程度の塗料の無駄が発生してしまうといわれており、コンプレッサー(空気を圧縮して送り出す機械)を使用するので、

吹き付けタイルの工事時にはどうしてもコンプレッサーの機械音がしてしまいます。

その為、お家が密集している住宅地の場合は注意が必要です。


自分好みの仕上がり、こだわりになるものを見つけたり、メリット・デメリットを理解して最適な塗装や工法を検討することが大切ですね!