断熱塗装の豆知識

こんにちは😊

一気に寒くなりましたね😓体調にはお気を付けくださいね😥



断熱塗料はご存知でしょうか❔


断熱塗料とは熱の伝わりを抑え

屋外の暑さや寒さから室内の温度を守ります👍



断熱塗料を使うことにより得られる共通の効果は、主に以下の4つです。

★室内を快適な温度に保つ


断熱塗料は熱伝導を抑えるほか、太陽光線の反射性能も備わっており

気温が高くなる夏場には室内を快適な温度に保つ効果があります。


室内と室外の熱移動を抑制する特性により、冷暖房設備の効果を高められるため、夏場には涼しく、室内に熱源がある冬場には部屋を暖かく快適な温度に保ちます。


※冬場に太陽光のみで室内を暖めようとする場合

断熱塗料が有する遮熱性能によって無塗装屋根と比較すると

室内温度は低くなってしまいます。


★節電効果を発揮する


断熱塗料により得られる副次効果として、節電効果が期待できます。


断熱塗料による太陽光の反射および熱伝導の抑制は夏場の暑さによる

室温上昇を抑え、暖房器具等を室内に設置する冬場は

室温低下を防ぎます。

結果として、冷暖房設備の稼働を最小限にできるため

消費電力は減り節電効果が期待できるのです。



★防音効果が高まる


セラミックスを配合したは、一般的に販売されている機能性のない

塗料と比較して塗布部分の表面は厚くなる傾向にあります。

音は空気の振動により伝わるため、断熱塗料を塗布して特定の箇所に

厚みを持たせることで、防音効果を高めることが可能です。



★結露防止が期待できる


壁面についた水滴は、放置するとカビを発生させる原因となるため、結露はとくに衛生の観点から防止したい現象です。


結露の原因は、外気により冷えた壁面と室温の温度差であるため

断熱塗料の塗布により壁面と室温の差を小さくすると結露の

防止が期待できます。


断熱塗料を内外装へ使用することで、内部結露と呼ばれる目に見えない場所に生じる結露も防止できるため、結露による人体や建物への被害を抑えたいときに断熱塗料は効果を発揮します。


結露は、「外の気温⇔屋内の気温」との温度差が大きいことで起こります。

断熱塗装を塗った面は、いったん熱を吸収して緩やかに屋内へと

伝えますから、温度差が大きくならずに結露の発生も少なくすることが可能です😎



塗料の種類はたくさんあり、お住まいの状況は様々ですので

何か気になる事やご相談ありましたらお気軽にお問い合わせください💌



断熱塗料を使うデメリット(´;ω;`)


一般的な塗料より費用がかかる


一般的に販売されている機能性のない塗料と比較すると、断熱塗料は高価な傾向にあります。安価な塗料より耐久性に優れているとはいえ

費用対効果を考慮せずに施工すれば、かけたコストに対する満足度が

低くなる可能性があります。


外壁塗装にかかる費用の内訳は、塗料の種類だけではなく塗布面積・建物の状態によって変わり、さらに人件費や足場代が発生するため一概に「断熱塗料だから高額になる」とはいえません



満足できる断熱効果を得られる保証はない


断熱塗料は室内と室外の熱移動を抑制しますが、昨今の住宅に使われる断熱材に比べると断熱性能は劣ります。とくに、設計段階から断熱性を意識した建物に塗布する場合、断熱塗料の塗布による効果を感じられない可能性があります。




断熱塗料と遮熱塗料の効果の違いについて♪


断熱塗料遮熱塗料は、どちらも太陽光線の反射性能を備えているため、夏場に室内の温度を快適に保ちやすい点では共通しています。




「遮熱塗料」と「断熱塗料」は名前が似ていますが

しくみや効果は少し違います😌


遮熱塗料は、太陽光のうち、熱の原因となる赤外線を反射する塗料です。夏の暑さをなんとかしたい人や冷房費を抑えたい人におすすめです。


断熱塗料は、熱を伝わりにくくする塗料です。夏は外の暑さを室内に伝えにくくし、冬は温められた室内の熱を外に逃がしにくくします。一年を通して光熱費を節約できます。



★断熱塗料

太陽光を反射し、熱の吸収を防いだうえで

室外と室内の熱移動を抑制する。



★遮熱塗料

太陽光を反射し、熱の吸収を防ぐことに特化している。



断熱塗料は太陽光による熱の吸収を防ぐと同時に、室内の熱が室外に放出されることも抑制します。一方、遮熱塗料は太陽光による熱の吸収は防ぎますが、室内の熱を保つ効果は期待できません。


断熱塗料は夏場と冬場に効果を発揮し、遮熱塗料は主に夏場に効果を発揮する塗料だといった区別ができます😎


効果はどのくらい持続する?


断熱塗料の耐用年数は、10~15年前後を公称する製品が

多い傾向にあります👍



長期的に効果や景観が保たれる塗料を使用するのか、費用面で負担の少ない塗料をこまめに塗り替えるのかは、住宅であればライフイベント、オフィスや工場であれば今後の事業計画によって判断する部分です。塗料の耐用年数と次回の塗装工事を見据えて、断熱塗料を使用するかどうか決めることをおすすめします!!



遮熱塗料のメリット!!


先ほど、デメリットについてご紹介しましたが

もちろんメリットもあります😊

★室内温度上昇の抑制

遮熱塗料を屋根に塗装した場合、塗料の性能にもよりますが

平均で約2℃~3℃の室内温度を低下させられます。


25℃設定から23℃設定、22℃設定にするとかなり涼しく感じますよね。とくに夏場の2℃~3℃はとても大きな温度差になります。


★電力消費量の抑制

エアコンの設定温度を1℃下げると、消費電力は10%~13%下がる

と言われています。

室内温度が2℃~3℃下げられる遮熱塗料を使用すれば

単純計算で20%~39%も電力消費量を抑えられるということになります。


★一般の塗料に比べて長持ちする

熱塗料の耐久年数は平均で15年~20年です!!

塗料にもよりますが、一般の塗料の場合は長くて12年程度のため、塗り替え時期が長くなるのはコスト面でも大きなメリットになるでしょう。


★屋根材や外壁材などの建材の寿命が伸びる

屋根材や外壁材などは年月の経過によって劣化するものです。劣化が進行すると、屋根や外壁材の張り替え工事が必要になります。

遮熱塗料は太陽熱を反射する塗料です。

遮熱塗料を塗布することで屋根材や外壁材へ熱ダメージが浸透しにくくなり、結果として建材の寿命も伸びるということになります。


★黒・グレー系の色でも熱上昇を抑えられる

黒・グレー系の外壁や屋根の場合、太陽熱を吸収してしまうというデメリットが発生します。そこで注目されたのが遮熱塗料です。黒・グレー系の遮熱塗料を使うことで、デメリットを軽減できるようになったのです。



断熱塗料の効果を実感しやすい家とは?


★金属屋根の家


ガルバリウム鋼板トタン屋根などの金属屋根は

暑さも寒さも伝わりやすい屋根です

熱伝導率が高い金属屋根に断熱塗料を塗ることで

熱伝導を抑えて快適に過ごすことができます!


金属屋根は音がうるさいというデメリットがありますが、断熱塗料には防音効果もあるので嬉しいですね❤



断熱塗料遮熱塗料をオススメされた際や、選ぶ時は

本当に自分達の家に向いているかどうか見極めてくださいね👀

よくわからない時には信頼できる専門業者に聞いてみましょう!!

ご質問等はお気軽にお問い合わせくださいね📩



インスタグラムも行っていますので是非よろしくお願いします🙌

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